【平磯めだか】ヤフオクで卵付き産卵床を落札した方へ!針子(稚魚)が生まれるまでにやるべき事

平磯めだかです。

今回はヤフオクで平磯めだかの産卵床をご落札頂いた方へ向けての記事となります。

入札しようか迷っている方も、参考にして頂ければ幸いです。

 

メダカの卵付き産卵床セット内容

最新の発送内容は以下になります。

  • 卵付き産卵床
  • グリーンウォーター
  • オオミジンコ種親

 

育て方は動画を参考にしてください!でもこの動画・・・


メダカの卵を稚魚が生まれるまで持っていく方法は以前撮影した動画にて説明しております。

これを見れば、到着後にやるべき事がだいたい分かるはずです。

 

ですが、この動画って撮影日が古いし超初心者向けではなくて、内容がザックリとしすぎているんですよね。

なので、新たに記事として詳しく書いていきます。

 

到着前に落札者が準備するもの

さて、僕の産卵床を購入頂いた方には、到着までに用意してほしいものがあります。

それは飼育容器とメダカのエサです!

 

卵から稚魚を生まれさせるには飼育容器は不可欠です。

飼育容器として使える物
  • バケツ(10L程度)
  • 発泡スチロール箱(20L程度)
  • その他水が貯められる容器(10L以上希望)

バケツに関しては動画でも紹介していますね。

出来ることならと書いてますが、バケツは2個は用意してください。

そのほうが絶対に良いです。

 

それ以上に良いのは、発泡スチロール箱ですね。

もちろん水量はいっぱい入れば入るほどいいです。

これなら、スーパーのリンゴの箱とか、ペットショップでタダで手に入るので、初心者にはオススメですね。

 

もっとワガママ言わせてもらえるのなら、プラ舟かキングタライがオススメです。

やっぱり水量が多ければ多いほど水質変化が少ないので、管理がしやすいんですよね。

アマゾンで手軽に買えて丈夫な具体的なのプラ舟を紹介しておきます。

プラ舟黒40Lはコチラ

 

メダカの餌は当然これです!

メダカのエサ【産卵・繁殖用】(通称金パケ)

 

産卵床到着後にやるべき事

到着前後にやるべき事
  1. 発送連絡が来たら容器に水を入れておく
  2. 到着した産卵床の状態を確認する
  3. グリーンウォーターを投入する
  4. ミジンコの種親を投入する
  5. 産卵床を投入する
  6. 太陽の当たる屋外に放置

 

発送連絡が来たら容器に水を入れておく

用意しておいた容器に水をためておいてください。

具体的には、発送連絡を受けてからで良いです。

水を入れておく理由としては、カルキ抜きと、到着後にすぐミジンコ繁殖を開始させたいからです。

 

到着した産卵床の状態を確認する

到着後に産卵床の状態を確認してください。

とはいえ、有精卵も無精卵も全てくっついた状態なので、ある程度の白カビは付着しています。

ですが、私のところではそのまま水槽に突っ込んで無事に稚魚が生まれているので問題ありません。

 

とはいえ、明らかにすべての卵から白カビが生えているのであれば取引ナビよりメッセージください。

LINEにて動画を送信してもらい、確認次第対応させて頂きます。

 

2つの容器にグリーンウォーターを投入する

産卵床セットが届いたら、まず最初にグリーンウォーターを投入しましょう。

2つの容器に半分ずつ入れましょう。

 

最初はすっごく薄いでしょうけど、屋外に置いておけば、植物プランクトンが繁殖します。

これはミジンコの餌になるので絶対にやってください。

 

尚、カルキ抜きしてない水に入れても責任は取れません。

※グリーンウォーターは種親の飼育容器で一番緑色をしているものを同梱します。梅雨時期などは色が薄くなりますが予めご了承くださいませ。大事なのは、植物プランクトンがいるかどうかです。

 

ミジンコの種親を投入する

次にミジンコを投入しましょう。

数えてはいませんが50匹以上はいるはずです。

 

グリーンウォーター同様に2つの容器に入れてもいいです。

そして、1つの容器に全て入れてしまって、増えてきたら2つ目の容器に移植するでも良いです。

そこは、あなたの判断にお任せします。

 

※投入前にミジンコが動いてるか確認してください。死んでいては繁殖は当然しません。とはいえ、あくまでもミジンコはおまけなので、死んでいても保証の対象外となります。

 

卵と産卵床を投入する

飼育水の準備が完了したら、卵付き産卵床を投入しましょう。

この時、袋の中にも卵が付着している場合があるので、何度か水を入れて残すことなく入れてください。

やっぱりどうせなら、1匹でも多くのメダカが無事に生まれてほしいので、必ずやってください。

 

生まれるまで太陽の当たる屋外に放置する

産卵床を投入した容器は、必ず太陽がガンガン照りつける屋外に放置してください。

針子が生まれる為には、トータルで250度以上にならないと生まれない習性があります。

(平均気温が25度なら、25度✕10日程度で生まれる計算)

 

容器内の水が35度までであれば、正直そのまま放置でOKです。

何故なら、僕もその程度の温度でも普通に放置して生まれているからです。

というか、その方が針子が生まれる期間が短くなるので絶対にやるべきです。

 

それに、30度以上の水で生まれた稚魚は、ダルマ遺伝子を持ち合わせている場合(楊貴妃ピュアホワイト等)ダルマ体型なりやすいです。

とはいえ、40度以上は流石に死ぬので、その場合は日陰に置いてやりましょう。

 

雨の場合、僕は普通に雨ざらしなのですが、心配であれば蓋をしたりして雨を防いでも良いです。

 

エサは最初の針子を確認して1日後くらいから、本当にひとつまみ程度とって、それをすりつぶしながら与えてください。

時間が取れる方は朝方と3時程度にあげてください。

一応その頃にはミジンコが繁殖していて、それがエサにもなるので、1日1回でも大丈夫です。

人工エサは水を汚す原因にもなりますからね。

 

あと、生まれた直後の針子は水質変化に弱いです。

なので、生まれてから1~2週間程度は水換えなどはしないでください。

針子から稚魚になってきたら多少は強くなるので、1割3割5割と水換えをしていきましょう。

 

そして、稚魚をそのまま狭い容器で飼育すると共食いする恐れがあります。

沢山の針子が生まれた場合、必ずもう1つ容器を用意して分割してください。

共食いしても構わない場合はそのままで大丈夫です。

 

大切に育ててやってください。

平磯めだか:大塚